まだまだ寒い季節が続きますが、2月に入ると気になるのが花粉症。花粉症を患っていない方はピンとこないかもしれませんが、「2月が一番ひどい」「2月頃から対策しないと春もひどいことになる」とよく言われています。
そんな花粉症をはじめとするアレルギーへの対策に水素水が注目されています。
■日本の国民病とも言われる花粉症
花粉症は「アレルギー性鼻炎」の一種になります。アレルギー性鼻炎にはハウスダストやカビなどを原因とする通年性のものと花粉などを原因とする季節性のものがあります。
花粉症は日本人の4人に1人が患っていると言われ、スギ花粉に悩まされている方が特に多いのです。
スギ花粉は九州や関東では1月下旬、関西では2月上旬からが飛び、5月ごろまでスギ花粉に悩まされるなんてことがあるようです。
体の免疫システムは体内に入り込んできたアレルギーを引き起こす原因物質を異物と認識して、排除するため「抗体」を作り出します。花粉症の場合、体内に入ってきた花粉を排除しようとして作り出した「IgE抗体」が鼻や目の粘膜の細胞に作用し、ヒスタミンと呼ばれる炎症物質を放出します。これがアレルギー症状を引き起こし、更にはそのアレルギー反応で炎症が起こった場所に大量の活性酸素が発生させ、さらに症状を悪化させてしまうのです。
そこで、炎症・活性酸素を除去する効果があす水素が、花粉症をはじめとするアレルギーへの対策として、現在注目を集めているんです!
■花粉症対策で悩まされる薬の副作用
岐阜国際バイオテク研究所、名古屋大学医学部、理化学研究所の免疫グループの最新の研究成果で、水素水を経口摂取することによって即時型のアレルギーが抑制されることが発表されています。
研究では水素水に含まれている分子状水素が一酸化窒素(NO)と同じように、細胞内のガス状情報伝達系に作用。そこでアレルギー反応を抑える働きが見られたというのです。
現在の花粉症の薬は、服用すると強い眠気を引き起こしたり頭がぼーっとするなど副作用が強いものになっています。重度の花粉症患者に処方されているステロイド剤はホルモンの一種で、炎症をおさえ、免疫反応を弱くする効果がありますがその作用が強いために副作用に悩まされてしまうのです。
水素水はそういった副作用は一切ありません。細胞の中で、水素ガスがアレルギーに対しどのように働くか、その一端が分かったことで今後水素がアレルギー対策に水素を活用した研究が進んでいくことでしょう。
そうすれば副作用に悩まされない薬が開発される日がいずれくるかもしれません!
■まとめ
多くの日本人が悩まされる花粉症。今花粉症を患っていない人も今後発症する可能性がないとは言えません。
今後、花粉症に対し水素が活躍する日がくるのが待ち遠しいですね!