水素水と動脈硬化に関する研究が進んでいるそうです

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生活習慣病の代表格とも言える動脈硬化。
血管が詰まることで起こる恐ろしい病気ですが、水素医学ではこの動脈硬化に対して水素水が有効かどうかの研究が進められています。

■命に関わる動脈硬化
動脈硬化は、発生する箇所によって症状や重度が異なってきます。

脳の血管で発生・・・脳梗塞
足の動脈で発生・・・閉館性動脈硬化
心臓で発生・・・心筋梗塞

などと呼ばれていて、いずれも命に関わる危険な病です。

動脈硬化は血管内皮機能が関わってきていると考えられています。血管内皮機能の低下は動脈硬化の最初の段階とも言われ、血管内皮を健康に保つことが動脈硬化の予防に重要であると考えられています。

福岡県原土井病院の研究ではこの水素水に含まれる水素が、血管内皮機能を高めることが示唆されました。

■動脈硬化抑制に繋がる水素水の研究
原土井病院の研究グループは、34名のボランティアの協力のもと、高濃度水素水が血管内皮機能に及ぼす影響を二重盲検法にて検証しました。

被験者を3.5mgの水素を含む高濃度水素水を飲む16名と、水素を含まない水を飲む18名にグループを分けて、高濃度水素水もしくは水を500ml飲んでから30分後の血管内皮機能を、 FMDを用いて検討しました。

その臨床試験の結果として、

・高濃度水素水を摂取させたグループのFMDが増加
・水素を含まない水を飲んだグループのFMDの低下

という傾向が見られました。
FMDとは血流依存性血管拡張反応のことで、超音波診断装置を用いて非侵襲的に血管内皮機能を測定する方法になります。つまり、FMDが低下が血管内皮機能の低下とも言えます。
この結果によって高濃度水素水を飲むことで血管内皮機能が高まることがを意味判明しました。

水素がもたらした詳細なメカニズムの検討までは行われていませんので、今後は水素が血管拡張に対して働いているメカニズムがどのようなものか検討されていくでしょう。

■まとめ
この研究により、水素水が血管内皮機能の維持に有用であることが示唆されました。
血管内皮機能を高めることは動脈硬化の抑制に重要なことであると考えられています。
水素水の摂取をすることで血管内皮機能が高まり、血流の増加することが期待できるので、動脈硬化の抑制に水素水を飲み続けることは有効的な手段と言えるのではないでしょうか。

今後さらに研究が進み、詳細なメカニズムの検証が進んでいけば、動脈硬化予防としての水素水の有用性が立証されていくことでしょう。