近年のブームで水素を身近に感じる人が増えて来ましたが、まだまだ新しい商品ではあるので、その安全生や副作用が気になるものです。
特に家にサーバーを置いてみたいという方は家族が口にするものが安全かどうかはっきりさせたいものですよね。今回は改めて水素関連の安全性や副作用をご説明します!
■水素水は爆発する?
水素と聞いて「水素爆発」思い浮かべてしまう人は多いでしょう。そのてめ水素関連商品が世間で取りあげられるようになる中「水素は爆発するから危険!」と不安を煽る意見もネット上では上がりました。
水素が爆発を起こすには一定の濃度が必要になります。水素分子は空気中に約4%~75%混ざると燃焼する気体に変化して静電気ほどのエネルギーで着火・爆発を起こします。
しかし、開放された空間であれば水素分子はすぐに拡散してしまうので濃度が4%以上になることはありません。
溶存水素濃度としてppmという単位を見たことはありませんか?これは100万分の1を表していて1ppm=0.0001%になります。例えばアクアバンク社のウォーターサーバーの水素水は0.2~0.6ppm、およそ0.00002%~0.00006%の水素が溶存されています。この数値を見ればとても爆発する心配はないことが分かります。
水素風呂というものもありますが、それも浴槽という開放された空間で1.6ppm以上の濃度が溶存することはできませんので着火・爆発に繋がることはありません。
■水素水に副作用はないの?
医療品や健康食品を利用する場合、気になってしまうのは副作用ですよね。実際に副作用を気にしている方は多いようです。
水素は現在、厚生労働省から食品添加物として認められ安全なものとして扱われています。
水素は医療現場や臨床実験でも使われ実証されているように体内に取り入れても副作用はありません。もともと水素は日常的に空気中にも存在する物質なので体に有害なものではないのです。
過剰に摂取してしまっても体内で余った水素は吐く息から出ていくので身体に溜まることはありません。
また、水素ガス吸引についての安全性もダイビングの世界では広く認知されています。深海潜水で減圧症や動脈血栓を予防するために混合ガスとして使われてきましたが、事故もなく問題がないことがわかります。
■まとめ
水素の安全性・副作用の有無についてご説明いたしましたがいかがだったでしょうか?
もちろん、水素自体は安全でもそれらを扱う商品の中にはインチキなものがあることは否定できません。
しかし、正しい知識はそれらのインチキに騙されないための武器にもなります。ぜひ商品を購入するのに不安があるという方は参考にしてみてください。